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ドクターコラム⑮

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AGA治療継続の大切さ

今日はAGA治療継続の大切さについてお知らせします。

AGA治療の基本は男性ホルモンの毛根への攻撃を抑える薬の内服です。
薬を内服して効果が発現するまでに3~6カ月かかります。薬の血中濃度とその効果が安定的するまでに3カ月ぐらいかかるからです。
効果が出始めると毛は太くなり、抜け毛が減っていきます。主に新しく生えた毛に変化が出てくるので、内服開始後6カ月ぐらいまでは、 良い毛がすでに生えている髪に隠されて効果が分かりづらいのです。

内服開始から1年を過ぎると効果は安定するのですが、改善の度合いは減少し、2年を過ぎると良い毛を維持する意味合いが強くなってきます。そのため治療開始後2年ぐらいで治療をやめようと考える方が出てきます。

で、内服を中止するとどうなるか?

内服をやめて数カ月は良い毛が残っているので、すぐに変化はありません。しかし、新しく生えてくる毛は細く、弱い毛の割合が増えてきます。その結果、数カ月から1年で治療前の状態に戻っていきます。つまり再び抜け毛、薄毛が進行するということです。

AGA治療は薬の継続に依存しており、内服をやめると、効果を持続できないのです。
再び治療を開始すれば改善が得られるのですが、中止前の状態に戻るのに再び1~2年かかりますし、戻る保証はありません。 つまり内服によって薄毛が改善したから、維持できているからといって、もう大丈夫だと思ってはいけないのです。
効果を維持するためには内服治療の継続が大切なのです。

では、内服をやめられるのはいつなのか?

*個人的な見解ですが、
男性ホルモン量が低下してAGAのリスクが低下してからと考えています。AGAの程度や体質、治療開始年齢によって中止可能な時期が異なりますが、少なくとも45~60才まで内服が必要だと考えています。

2018.07.15 Sun

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