ドクターコラム①
AGA治療の視点
おかげさまで開業後1年以上経過を見ている患者さんが増えてきました。
もともと自分がAGAで治療を受けて効果があり、「これはいい!他の人にもきっといいに違いない!」と思いAGAについて調べたり、勉強していたのが、AGA診療に携わることになっているのは不思議な気分です。
そこで今回はAGAに対する視点の変化について書いてみます。
自身の治療を始めたころは、AGA治療に対する不安や好奇心が強くて、薬の副作用、新しい治療法やそのメカニズムがどうなっているのかをよく調べていました。
AGAは医学の中で新しい分野ですが、効果が得られやすく、副作用が少ないプロペシア(フィナステリド)という薬が出て、AGA治療は広く世界に受け容れられています。私も受け容れて効果を感じた一人です。
開業当初は自分の経験や効果との比較に重点を置いた主観的な視点で診療にあたっていたので、今考えると医学的にはどうかなという状態ですが、より親身になれるという点は良かったと思えます。
現在は予想以上の効果が見られたり、思ったほど効果がなかったり、
個人差が大きい現実もいろいろ経験して、客観的な視点で診療している割合が増えています。
標準的な服薬によるAGA治療は時間がかかるし、効果をすぐに実感できないけれども、効果が表れるまでどうやったら納得して継続してもらえるか、信頼関係を築けるかに重点を置いてしています。
一方、毛髪成長因子(グロースファクター)注入療法など、 自身で経験しなかった治療法が服薬だけよりも圧倒的に早い効果を示すのを経験して、より多くの方にAGA治療の進歩の恩恵を受けて欲しいと思う主観的な部分も相変わらず残っています。
今の状態が患者と医師の関係としてはちょうど良いバランスなのかなぁと思いつつ、一人でも多くの薄毛の悩みを減らすため、さらなる効果を求めて新しい治療法を探っています。
2015.02.28 Sat
薄毛・AGA(男性型脱毛症)・若ハゲでお悩みなら、AGA・薄毛治療専門『藤沢駅前AGAクリニック』にお気軽にご相談ください
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