ドクターコラム②
アトピー性皮膚炎 原因は細菌の異常増殖?
なんとアトピー性皮膚炎はアレルギーだけでなく、皮膚の細菌増殖が原因?
アメリカのNIH(国立衛生研究所)と慶應大学などのグループが、アトピー性皮膚炎を発症する特殊なマウスを使って皮膚の表面を調べたところ、症状が出てくるのと同時に「黄色ブドウ球菌」と「コリネバクテリウム」という2種類の細菌が異常に増えてくるのを突き止めたと発表しています。
そして、抗生物質を投与して細菌が増えないようにしたマウスは、アトピー性皮膚炎を発症しなくなり、逆に抗生物質の投与を止めると、2週間ほどでアトピー性皮膚炎を発症したということです。
永尾主任研究員は、
「アトピー性皮膚炎はこれまでアレルギー疾患だと考えられてきたが、細菌の異常増殖などが複雑に関係して発症している可能性が出てきた。さらに発症の詳しいメカニズムが解明できれば新たな治療法の開発につながるはずだ」
・・・と話しています。(NHK NEWS WEB)
■これまでアトピー性皮膚炎を引き起こす要因とされているのは、おもに下記の二つでした。
1)体質に関する要因
・アトピー素因
・皮膚のバリア機能低下
2)環境に関する要因
・アレルゲン(アレルギー症状の原因となる物質)
食物、ダニ、ほこり、カビ、花粉、動物の毛やフケなど
・アレルゲン以外の刺激
汗、衣類による摩擦、乾燥、ひっかき傷、洗剤、化粧品など
・その他
寝不足、過労、ストレスなど
私は軽いアトピー性皮膚炎で一年中アレルギーの薬を飲んでいますが、それでも痒みに悩まされています。
新しい治療法(対処法)が開発されるのを期待してしまいますね。
2015.04.25 Sat
薄毛・AGA(男性型脱毛症)・若ハゲでお悩みなら、AGA・薄毛治療専門『藤沢駅前AGAクリニック』にお気軽にご相談ください
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