女性の薄毛の原因
複数の要素が重なっていることが多いでしょう
髪の毛1本1本が細くなり、ハリ・コシ・ボリュームがなくなるのが女性の薄毛の特徴です。原因として、次のようなことが考えられます。
- □ 加齢による頭皮の血行不良
- □ ホルモンバランスの乱れ
- □ ヘアカラーやパーマなどによる頭皮への刺激
- □ 髪の毛をきつく結ぶなど、髪の毛が一定の力で引っ張られ、その状態が長く続いた
- □ 食生活の乱れ
- □ 過度なダイエット、ダイエットを繰り返す
- □ 過度なヘアケア
- □ ストレス

重篤な病気が隠れている、妊娠・出産後の一時的なホルモンバランスの乱れなどの場合を除いて、女性の薄毛には「これ」という確定原因がなく、上記のようなさまざまな要因が重なっていると考えられます。
女性の薄毛の特徴
分け目などの皮膚が透けて見えてきます
女性の薄毛に最も多くみられる脱毛型は『びまん性脱毛症』といいます。男性型脱毛は頭頂部、額の生え際のM字部分など頭皮の特定部位に起こりやすいものです。一方、女性の場合は頭皮全体が均等に薄くなり、髪の分け目や頭頂部の皮膚が透けて見えるのが特徴です。
女性の薄毛は中年以降の女性に多く見られ、休止期毛の割合が多くなり、その結果として抜け毛が増え、脱毛が進行してしまうのです。

女性の薄毛の治療
気になりだしたら、医師に相談しましょう
女性の薄毛の予防・治療として、次のようなことを試してみるとよいでしょう。
◆ 生活習慣を見直し、栄養バランスを考えた食事を摂ることや良質な睡眠をとる
◆ 髪の毛が抜けること過剰に気にしすぎない(ストレスは抜け毛を招きます)
◆ クリニックなどで頭皮・頭髪の状態を診てもらい、薄毛治療薬を処してもらう
→薄毛治療薬

頭髪専門クリニックや美容クリニックであれば、再生療法で増毛を促す治療も行っています。一人で悩んでいても、薄毛は改善しません。「髪の量が減ってきたかも」と感じたら、一度医師に相談してみましょう。
どんな治療があるの?
お一人お一人に合わせて処方や処置を決めます
医師とのカウンセリングの中で、患者様お一人お一人に合わせた処方・処置を決定いたします。
【主な治療法】
■女性の薄毛治療薬として主流になっている内服薬「パントガール(頭髪・爪用経口ビタミン調整剤)」を基本に、処方を行います。
■その他、頭皮の血行を促進する内服薬のミノキシジルタブレット、外用薬のリポゲイン(ミノキシジル3%)など、発毛・育毛を促す処置メニューも取り扱っております。