薄毛・抜け毛・AGA(エージーエー)治療専門藤沢駅前AGAクリニック

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ドクターコラム

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◆プロペシア(フィナステリド)+ミノタブ+グロースファクター2017.10.15 Sun

ここ数日肌寒い雨の日が続いています。毎年のことですが、気持ちいい秋らしい期間は意外と短いですね。

今回は、40代男性の治療経過を紹介します。

この患者さんは30才頃に前頭部の薄毛が気になり始め、他院で一度治療した経験があります。そのときは薄毛が改善しましたが、2年ぐらいで治療をやめてしまい再び薄毛が進行したそうです。40代になり、もう一度治療しようと思い当院を訪れました。
前頭部の薄毛は改善するのに時間がかかるのですが、この患者さんの場合は基本となるプロペシア(フィナステリド)服用に加えてミノキシジルタブレットを服用し、さらにグロースファクター注入療法を併用することで集中的に治療しました。
するとどうなったか気になりますよね。治療前後の写真を見てみましょう。最初の2枚は治療開始時のものです。

<治療開始時>

前頭部の薄毛が明らかです。

<治療開始時>

頭頂部の薄毛はあまり目立ちません。

次の2枚は治療後1年半。

<治療後1年半>

前頭部の薄毛が改善しています。見た目で毛が太くコシが出ているのが分かります。

<治療後1年半>

治療開始時と比較すると頭頂部も地肌が目立たなくなっており、薄毛が改善していることが分かります。

いかがでしょう。
治療効果が分かりづらい前頭部の薄毛でこのように、はっきりとした改善が得られると治療している側も嬉しいです。正直なところ前頭部の薄毛はプロペシア(フィナステリド)やアボルブ(デュタステリド)だけでは効果が乏しいことが多く、改善よりも維持するための治療になりがちです。

この患者さんの場合は、ミノキシジルタブレット内服とグロースファクター注入療法を併用したことで、より効果が出ていると思われます。

治療前にはあまり気にしていなかった頭頂部の薄毛も、しっかり改善しているところも嬉しいですね。

※before & afterの画像についてのご注意:
写真はあくまで参考画像であり、症例により効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。

■プロペシア(フィナステリド)
勃起機能不全、性欲減退、精子減少、睾丸萎縮、女性化乳房、筋力低下、うつ症状、動悸、アレルギー、胃痛、肝機能・腎機能の悪化、また他の内服薬と併用で薬の効能が低下する場合もあります。因果関係は不明ですが,ポストフィナステリド症候群(内服を中止してもEDやうつ症状が改善しない)が海外で報告されています。

■ミノキシジル内服のリスク・副作用・合併症
動悸、アレルギー、胃痛など、また他の内服薬と併用で薬の効能が低下する場合もあります。効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。

■毛髪成長因子注入療法(ダーマペン)のリスク・副作用・合併症
アレルギー、気分が悪くなる、動悸、血管痛、神経痛、筋肉痛など。また効果や満足度は異なりますのでご了承下さい。